ハロウィンのディスプレイ

2015年07月15日

10月31日(水)はハロウィンです。
ジェルフラワーの各店でもかぼちゃを使ったアレンジを作ったり、ハロウィンのイメージのディスプレイをお互いアイデアを出し合って見せたりしています。横 浜ダイヤモンド地下街の中央階段も、秋のイメージにハロウィンをプラスしたユニークなディスプレイに模様替えしました。いたずらが好きそうな猫がお出迎え してくれます。
ハロウィンというと、かぼちゃに顔を描いたものがよく見られます。本当は中身をくりぬいてランタンに仕立てたいところですが、そうするとかぼちゃの実の部分が痛んでしまうため、シールなどで代用しているわけです。
花市場でも毎年恒例のかぼちゃ大市が開かれましたが、今年は気候のせいか、やや小ぶりなものが多かったようです。その日は普段は強面のせり人が仮装をした り、(今年はビリー隊長がいっぱいいました)、生産者の方たちも魔法使いの格好をしてご挨拶をしていたり、賑やかに盛り上がっていました。

個性的なアレンジ

かぼちゃは濃い緑や発色のいいオレンジ、白と緑の模様がワイルドな「恐竜の卵」、一人では持ち上げることができない ほど大きなものからミニミニサイズのベビーパンプキン。ごつごつした無骨な皮の質感のものとつるつるのものなど様々で、花と同じようにいろんなアレンジが 考えられます。
また、かぼちゃに限らず、色々な野菜や果物をアレンジに取り入れると、花と葉物だけで作るものより個性的な、表情のあるものが作れます。よく見てみると野 菜の色や形は花に劣らず、鮮やかで、造形的に面白いものがたくさんあります。熟れたトマトの赤、深いライムの緑、光沢の感じがアンスリュームに通じるピー マン、パプリカ。房もたわわに実り、深い紫に色付いた葡萄。
花市場でも、この時期のかぼちゃだけでなく、結構色々な野菜や果物が取引されます。りんご、梨、栗、カリンといった果実、初夏のほんのわずかな時期にしか 出てこないけれど色の変化が楽しいブルーベリー。枇杷、アケビ、石榴といった、最近ではあまり都心では見られなくなった枝の実もの。小麦、大麦、稲穂、粟 にキビ、といった穀物。古代米までセリにかかっています。(おいしいのかな?)さくらんぼ、みかん、金柑、パイナップル、柿。フルーツショップで普段食用 として売られている果物が、枝に付いた状態でいるのを見るとそれらがどんなところでどう育っているのか見たくなります。

多様な素材を選ぶ楽しみ

そして、花と同じくらい甘い香りのイチゴやパッションフルーツ。食用としては向かないけれど、観賞用として出荷する農家が増えたおかげで、花屋としても、より多様な素材が選べる楽しみが増えました。
ハロウィンが終わると、すぐにクリスマスの装飾が始まります。その時期にはりんごを使ったアレンジが定番ですが、そのほかにも季節感を感じさせるものとして、秋の時期には栗のアレンジなども(とげに注意してください)よく見かけます。
花は花、野菜は野菜、と分けないで、自然の中から生まれたものを自分の感覚で思うままに飾ってみるのも面白いと思います。以前、ヒヤシンスやアマリリスの 球根をとてもモダンにアレンジしたディスプレイをしていた花屋さんをみました。普段土の下に隠れてしまい、日の目を見ることがあまりない存在が、とてもス タイリッシュに飾られていたのをみて、感動しました。もちろん、育てる、花をよく咲かせる、といった観点から見たら、あまり感心しない行為なのかもしれま せんが、美しく飾る、という見方をすれば、こういったこともひとつの手法としてあるのでしょう。植物のいろんな飾り方、愉しみ方を見つけていきたいとおも います。

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