ポインセチアは鑑賞期間も長く、冬にはお勧めの鉢花です。
丈夫な常緑低木なので、きちんとお手入れすると来年も楽しめます。
来年も楽しみたいという方は、人工的に暗い状態を作り出して色をつけましょう。
ポインセチアは短日植物のため、日の当たる時間が12時間以下にならないと花が咲かない性質を持っています。
そこで、9月以降は光の当たる時間を調節することが重要です。
9月下旬から40日間位は、夜7時から朝9時頃まで、鉢ごとすっぽりとダンボール箱をかぶせ、さらに上から黒いビニール袋をかけて真っ暗な状態を作ります。
あるいは、真っ暗になる場所に入れてもいいですね。
朝になったら外に出して、光にあてます。
これを毎日繰り返し続けると、花芽ができて、少しずつ苞が赤く色づいてきます。
9月後半頃に始めると、11月から年越しまで、きれいな色が楽しめます。
いったん色がつけば、あとはこの操作をしなくて大丈夫です。
寒さに強い花の少ない時期に鮮やかな色で楽しませてくれるポインセチアはとても魅力的です。
さとみ