花育活動報告-3時限目-授業の意味と目的

みなさんこんにちは。

教室の胡蝶蘭は非常に元気成長しています。前回日照が大切と記載しましたが、学校の教室では奥まで日照が届かないため、

定期的に場所をローテーションさせながら育ててもらっています。

やはり日照不足の鉢は成長が遅く、蕾の形成も少ない傾向がみられますね。

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今回は授業の目的と意味について少し記載したいと思います。

私がこの花育をはじめたきっかけは、花卉振興法16条に記載されている「花育の推進」と、子供たちに花の良さを伝えたいと

の思いからですが、学校教育では25年前から「生活科」という授業が誕生しています。

生活科は、平成元年に改訂、平成4年度から施行された学習指導要領のもと、

小学校第1学年及び第2学年に設置された教科であるようです。今回は小学校2年生の生活科の授業として実施していますので、

意味と目的を教える立場の人間も理解しなくてはなりません。私はプロの生産者ではありますが、プロの教師ではありませんの

で、担任の先生方の理解と協力が何よりも重要です。花育がどのような意味を持って子供たちに何を与えられるのかを、

先ずは先生方に理解して頂く必要があるのです。花育を実施させて頂くにあたって、校長先生に目的と概要をお伝えしたとこ

ろ、快く承諾して頂く事ができました。それは「大切な人のために花を咲かせる」という行為そのものが、生活科の学習指導要

領にあてはまるとのご理解からです。

【生活科のねらい】 

小学校学習指導要領には、生活科の教科目標として4つの視点とねらいが示されているので、私なりにあてはめてみました。

①具体的な活動や体験の重視 ←花を教室で育てて大切なひとに渡す

②自分とのかかわりで自然や社会をとらえる ←花の生育を通じて、花育プロジェクトの概要を知る

③自分自身への気付きを大切にする ←植物に対しての思いやりを持ち、大切な人への想いを育てる

④生活上必要な習慣や技能を身に付ける  ←胡蝶蘭の知識や植物成長に必要な要素を学ぶ

現在、小学校低学年では生活科の授業として、小学校高学年では総合学習の授業として花育を実施させて頂いております。

小学校高学年での実例と授業内容についても、今後ブログにつづっていきたいと思います。

 

最近ではゲストティチャーとして、民間企業の方をお招きし、特別授業を実施する学校も増えているそうです。

非常にいいことだと思いますし、花育も多くの方に認知され多くの学校で実施されることを祈っております。

 

さて、その後の胡蝶蘭ですが、ついにちらほらと咲き始めました!

開始から約2カ月。下の写真は親御さんが授業参観で来校されるので、放送室に隠した(笑)時の写真です。

子供達もサプライズで渡すために、親御さんにも内緒で実施しています。

 

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この花育プロジェクトの活動は、地元の企業様の支援や、花育サポート商品をご購入いただいた資金(ご購入金額の10%)で活動させて頂いております。
ヨコハマの企業様、または個人様でも「花育サポート商品」をご購入するだけで、活動基金に寄付されます。
花を飾って子供たちの笑顔を地元ヨコハマに広げましょう!

詳しくはこちら「ヨコハマ花育プロジェクトとは」

 

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