みなさんこんにちは。大分時間が空いてしまいましたが、その分色々な所で花育授業を実施してきましたのでご報告です。今回は福島県飯館村での花育について綴っていきたいと思います。飯館村の小学校に初めて伺ったのは2016年6月の事。
知り合いのお花屋さんが、震災後から定期的に復興支援に携わっており、私もご一緒させて頂く事になったのがきっかけでした。震災後から沢山の鉢花を学校に寄付し、子供達の心のケアになっていたようです。震災後、死者に手向ける花すら不足していた当時のお話を、花市場の方や、被災された方達にお聞きしました。
毛布よりも花が足りなかったと仰っていた事には正直驚きましたし、極限の状態であっても人は花を手向ける事、花を愛でる心は忘れないのだな、と感じた一場面でした。
2017年現在、福島県の沿道には綺麗に整備された沿道花壇が多数あり、車で走っていても飽きない風景が続きます。
福島県の花は素晴らしい美しさです。将来的にも福島県にもっともっと生産者と花が増え、より有名な花産地となればいいなと思います。
少し話がズレましたが、今回は飯館村小学校での花育です。到着して先ず驚いたのが校舎の姿、、、。2016年現在でも、未だ仮設のプレハブ校舎だったんです。
その校舎の中に避難地区3校が入り学校生活を送っています。最近ニュースで見かける事も少なくなりましたが、現実はこうなのだと衝撃を受けました。6年間この学校で生活する児童もおり、なんだか複雑な心境になります。
今回の花育は1、2年生対象で、全15名での実施です。コンセプトは同じく、大切な人のために花を咲かせるカリキュラムとし、支柱立て、名前つけ、育て方の勉強をしました。沢山の協力者の方々がいらっしゃいましたので、児童全員と向き合ってゆっくりと授業を進める事が出来たと思います。
果たしてどんな花が咲くのか楽しみですね。今度、児童に会うのは2ヶ月後、私も次回訪問までは、直接蘭の状態を確認する事ができません。
子供達の管理と先生方のサポートにかかっています。。。
(2016年に行った花育を紹介しております。)
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