切花の中でも存在感があり、印象的な花といえばユリですね。
ユリと一口に言っても種類はたくさんあり、大まかに分類すると、
オリエンタルハイブリット系、アジアティックハイブリット系、日本原種系があります。
オリエンタルハイブリット系は香りが強く花持ちもよく全体的に花が大きいのが特徴です。
代表的な花にはカサブランカがあります。
アジアティックハイブリット系は香りが無く小型で花色が豊富にあります。
アジア原産の種を主に交配させており、お花屋さんなどですかしユリと言われてます。
日本原種系は自然のまま今に姿を残す貴重な種でオリエンタル系の元になっています。
山採りのものになるので出回りは少なく期間も6~7月と短い期間に限られます。
代表的なものに山百合やササユリがあります。
ユリの歴史は古く数々の資料が残っていますが最古の物では古事記、日本書記に記述があります。
その他工芸品や日本画などにもユリが描かれています。
交配の歴史も古く江戸時代にはすかしユリが誕生していました。
香り、色そして一本に何輪も花が付いてることから長く花を楽しめるため、人気のユリですが、花粉に要注意!!
洋服や壁に付いてしまうとなかなか取れません。。。
もし、洋服に付いてしまったら慌てずにこすらず、はたくか、粘着テープなどで軽くたたいてとるのがオススメです
そうなる前に花びらが開きかけたら熟成する前に早く取ってしまうと手も汚れずにすみますよ。
【花言葉】
ユリ(全般)威厳・純潔・無垢
ユリ(黄) 陽気・飾らぬ美
ユリ(白) 純潔・威厳・無垢