今回はシックな色味が美しいクリスマスローズについてご紹介します。
クリスマスローズは、ローズという名前が付いていますが、実はキンポウゲ科です。同じキンポウゲ科のアネモネやクレマチスなどと比べてみてみると、同じ雰囲気なのが何となくわかりますね。
花言葉は、「いたわり」、「私を忘れないで」
送別のお花として心を込めて贈るプレゼントとしてもおすすめですが、最近では、受験生に贈るお花としてもよく利用されます。
クリスマスローズの花びらと思われる部分は本来はガクで、本当の花びらは退化して雄しべの周りにあります。それはパラパラとすぐに散ってしまいますが、花びらと思われるガクは、萼片なので長持ちします。そのため、「学(萼)が落ちない」、また、一重咲きのクリスマスローズのガクは5枚なので、「合格(五萼)」と言われています。言葉で縁起を担ぐ日本人らしい表現ですね。
送別や受験生に送るプレゼントはもちろん、押し花やドライフラワーにも向いているため、リースやガーランド、スワッグなどにして寒い冬を楽しんでみてはいかがでしょうか。