ダリアは色鮮やかでとても華やかな雰囲気の花なので、花束などにしても一輪挿しにしても非常に存在感があります。そのためプレゼントとしても人気が高く、園芸品種でも人気があります。育てやすい花なので、自宅のガーデンで育てることができます。
ダリアには様々な種類があり、大きさや咲き方などにも違いがあります。3cm以下の小さなサイズの極小輪もありますし、30cm以上もある超巨大輪もあるようです。咲き方にはオーソドックスな一重咲きや花弁の淵が内側に丸くなっているオーキッド咲、花弁が多くで2重から5重に咲く半八重咲等があります。
ダリアの種類として最も大きなものは皇帝ダリアです。成長すると3mから4mにもなることからその名が付けられました。
それからウェディングマーチという種類もあります。ウェディングマーチは白い花弁で、先だけが紫色に色づいています。
また、あけぼのという品種もあります。花弁の先がピンク色になっていて、内側に向かうと黄色になります。グラデーションになっているのが特徴です。
ダリアの飾り方では、まず咲き具合に注意しましょう。花屋で購入する際には、7分咲きから8分咲きのものを選ぶと長持ちします。つぼみの状態で摘んでしまうと綺麗に咲かないので、花が開いた状態で出荷されるのが一般的です。
それから切り花を買ってきた時には、水あげという作業を行う必要があります。水中で茎を斜めにカットし、数分間そのままの状態を保ちます。葉がついているとせっかく水をあげても蒸散してしまいます。ですから葉の付け根でカットするようにします。斜めにカットすることで、水を吸い上げて全体に行き渡らせることができます。
ダリアを数本だけ生ける場合には、口が狭い器を選ぶようにしましょう。筒状だと向きが勝手に動いてしまうので、なかなか茎が定まりません。口が狭いものであれば、好みの方向に固定することができます。
大輪のダリアであれば存在感があるので、1輪でも十分美しく生けられます。
この秋はぜひダリアを飾ってみてくださいね!